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食介護おかやま研究会発足にあたり、一言ご挨拶いたします。
食介護という言葉は福島県いわき市の市川先生(歯科医師)にお会いして初めて知った言葉でした(詳しくはリンク集のいわき食介護研究会を参照下さい)。
食べると言うことに関係した色々な職種の方が集まって、食育から介護食、摂食嚥下、食器や食環境など色々な勉強会をされていました。そして大変刺激を受けました。
私も同じ歯科の開業医としてこの高齢化社会にどう関わっていくか、考えていたところでした。私たち歯科医師は食べるということに一番関わっているはずなのに、一部の先生を除いてこの介護の分野にあまり目を向けてきたとは言えません。
私は、はっきり言って介護は一番苦手な分野です。そこで岡山にも同じような研究会を作って、介護の色々な分野の方々に教えてもらえばいいと考えました。ですからこの会に参加をしてくださる方には「おいしく食べる」ことに関して、色々な角度からの考え方や意見または質問をどんどん出していただければありがたいです。そして皆さんの意見でこの食介護おかやま研究会独自の方向性を作っていけたらと考えています。
残念ながら私たちは歳を取ります。介護する立場から、される立場に必ずなります。その時おいしく、楽しく食事がとれたらいいなあと考えるのは食いしん坊の私だけでは無いと思います。
この研究会にたくさんの方に参加をしていただき、皆さんの英知を集めて食介護に貢献できればと思います。
最後に、この会の立ち上げに色々な分野からご支援をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。 |
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