お口の健康情報

No.10『 審美歯科について 』
 最近、テレビや雑誌などで、『審美歯科』ということばをよく目にするようになってきました。この審美歯科とは、ひとことで言えば、口元をきれいにするための歯科の一分野といったところでしょうか。具体的には、次のようなものがあります。

1.歯の色が気になる、白くしたい。
2.歯の形をきれいにしたい。
3.歯ぐきをきれいにしたい。
4.歯並びをきれいにしたい。
5.よく噛めるようになりたい。

 このような悩みに対して、次のような処置を行なっていきます。
(1)薬剤を使って歯を白くするホワイトニング
(2)歯の一部あるいは全部を人工材料でかぶせる方法
(3)歯ぐきの炎症や変色を取り除き、出血や口臭をなくす処置
(4)歯並びと咬み合わせをよくする矯正治療
(5)人工歯根を顎の骨に植えて、その上に人工の歯を作り、歯の抜けた所を補う

 いずれの処置もかかりつけの先生とよく相談することが必要ですが、これらの処置を始める前に、虫歯や歯周病を治しておくことが先決です。また、きれいになったお口の状態を維持するための定期健診やクリーニングが大切なことはいうまでもありません。

岡山市歯科医師会

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