お知らせ

2017.02.31

第210回学術臨床放談会
岡山市歯科医師会では、下記の講演会を開催いたしました。
日時:平成29年2月26日(日) 午前10時~午後4時
会場:岡山県歯科医師会館 5階 大ホール
演題:「患者に評価されるコンポジットレジン修復
          -最新の理論と臨床テクニックの実際- 」
講師:宮崎 真至 先生 (日本大学歯学部保存学教室修復学講座教授)

虫歯の治療で小さな(初期の)場合は、1回の治療で白い詰め物をして終了するというケースが多くなりました。白い詰め物は硬いプラスチックです。できるだけ歯の色に近く、歯と同じ強さも   求められます。また、はずれないように歯との接着も大切です。それらの物性を十分に理解して  密封して美しく詰める技術が必要です。今回は、その材料を使った治療方法について学びました。
 講師の宮崎先生は、世界中を飛び回って講演されています。今回の講演は、その最先端の技術を  目の前で実際にデモ(見本)をしながら解説するという形式で行われました。手の動きを追う緊張した中で、化学式の出る話の合間に、訪れた国の街並みや料理の写真とともに歯科大学の学生の様子や   実習風景なども紹介してくださったお蔭で、リラックスできて楽しく学ぶことができました。
歯科の材料は目まぐるしく進歩し、世界中でいろいろな方法で使われていきます。
私たち歯科医も最新の情報を得て、最善の治療を行えるように日々勉強しなければなりません。