本協議会は全国に20市ある政令指定都市のうち13の政令指定都市の歯科医師会が加盟しており、政令指定都市歯科医師会として共通して抱える使命や課題を共有し、政令市や県歯、他職能団体との関係構築や対外・対内の各種事業の実施など、歯科医師会の持つ多岐にわたる役割をどのように務めていくかを協議するために年一回開催されます。
今年は10月26日(土)に「十三指定都市が取り組む未来像~大規模災害対策と地域包括ケアシステムを考える~」をメインテーマとして熊本市で開催され、本会からは横山会長をはじめ4名の役員が参加しました。
協議会では厚生労働省 高宮裕介 官房参事官が「地域包括ケアシステムにおける歯科保健医療の役割」と題して、また日本歯科医師会 高橋英登 会長が「これからの日本歯科医師会が目指すもの~歯科医療が大きく変わった~」と題してご講演くださいました。
2040年問題とも表される超高齢社会の到来に伴う日本の医療・介護における諸問題に対して、私たち政令指定都市の歯科医師会が地域包括ケアシステムの中で果たすべき役割や、大規模災害時に対して歯科医師会として備えるべきこと、また歯科医師を含む歯科医療従事者の減少問題をはじめとした日本の歯科医療が抱える諸々の課題を解決していく為に歯科医師会が一丸となって取り組むべきことなど、非常に多岐にわたる内容について学び、情報交換することができました。
また今回、千葉市歯科医師会が7年ぶりに復帰したことで、本協議会の名称が『14指定都市歯科医師会役員連絡協議会』に変更されました。
【参加歯科医師会】札幌市・仙台市・千葉市・さいたま市・川崎市・横浜市・新潟市・
名古屋市・神戸市・広島市・北九州市・福岡市・熊本市・岡山市
2024.10.26
「第55回13指定都市歯科医師会役員連絡協議会」に参加しました